Interview

社会をよりよくするために最適輸送問題に取り組む

李 凌叡

李 凌叡さん

情報学研究科
情報学専攻

Outline

──プラットフォーム学を志した理由は?

最適輸送問題を研究するためには、多様な過程や問題に取り組む必要があります。その解決のために様々なアプローチを識ることが大切だと感じたからです。物流やエネルギーの輸送など実務的な問題では、工学の知識だけでは足りず、経済学、社会学のアプローチを組み合わせる必要があります。新しい学問分野であるプラットフォーム学は、現場領域と情報通信技術を統合する学際的な試みです。様々な専門家と出会うきっかけも作ってくれます。京都はとても好きな街で、学生もやる気があって自分の研究に夢中です。とてもいい雰囲気の中で研究ができています。

──現在取り組んでいるテーマは?

最適化数理のうち、最適輸送問題に取り組んでいます。これは商品を供給地点から要求地点まで輸送していく際のコストや時間などを最適化し、利益を最大化するための方法を考えていくものです。

──プログラムを通じて得たものは?

異なる分野の専門家と交流することで、多角的な視点から問題解決のヒントをもらえることです。学生や教員とのふれあいを通じて、さまざまな知識や考え方に触れることができ、視野が大きく広がりました。

──あなたにとってプラットフォームとは?(ご自分の研究をもととして)

プラットフォームの構築はまだ遠いですが、数理的な予想を通じて問題解決が図れるデジタルプラットフォームの構築にチャレンジしてみたいと考えています。ロジスティックスの効率を上げ、コストに応じて最適な輸送ルートを決定します。様々な条件に基づいて、輸送のシミュレーションをして、予想コストを算出できれば、企業の意志決定に役立ち、製品を安くすることができます。よりよい未来が作れると思います。

──いまの世界をほんの少し良くしようと思ったら、何が必要だと考えますか? もしくは何をしたいと思いますか?

現代社会は複雑な課題を抱えており、ひとつの専門分野では解決が難しくなっています。自分が持っている知識を周りの人に与え、また受け取ることが必要です。異なる専門の人があつまって、専門知識をやりとりすることがより重要になってきていると思います。

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